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藤原ヒロシが語る「コラボの歴史は裏原の歴史にあり」 | Numero TOKYO

コラボレーションは裏原文化が育てたカルチャー ──数あるコラボの中でもいちばん最初に手がけたものは? 「1995年に、グッドイナフ(Goodenough/スケートシングらとスタートしたブランド)で吉田カバンのポーター(Porter)にDJバッグを作ってもらったのが最初です。その頃、自分がポーターをよく使っていたので、好きなブランドに作ってもらえたらいいなというくらいの感覚でした」 ──コラボに注目したきっかけは? 「82年にNYのティファニーに行ったら、ロレックスやモンブランが置いてあったんです。なぜだろうと不思議に思っていたら、ティファニー(Tiffany&Co.)が認める一流のブランドにオーダーして、ティファニーの刻印を付けて販売していたものだった。それがすごく印象的だったんです。バッグも自分たちで一から作ってもいいんだけど、すでにいいものがあるんだから、それをアレンジしたらよりいいものができるんじゃないかと」 ──これまでに特に印象的だったコラボはありますか? 「97年にオープンしたショップ「レディメイド」かな(99年閉店)。裏原がブームだった頃で、アンダーカバー(Undercover)やアベイシングエイプ(A Bathing Ape)、ネイバーフッド(Neighborhood)などがいいものをたくさん作っていたので、過去のアイテムを再発したり別注したり、そこに僕のエッセンスを加えて商品を作りました。お互いにゼロから作るコラボレーションだと、アンダーカバーのジョニオ(高橋盾)くんとのものづくり。お互いの好きなものを出し合うところから始めるから楽しいですね。サカイ(Sacai)の阿部(千登勢)さんともそう。話し合いながら作っています。ちなみに僕が主宰するフラグメントデザインでは2000年から自社生産をやめたので、それ以降はすべてコラボといえますね」

Numero TOKYO


inspired by Tiffany?!?!

that’s new...


chapter18

looking thru the world from the gadget perspective.

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